【家づくりコラム】快適で便利な暮らしを叶える住まいの工夫〈後編〉

2025年9月30日 2025年9月26日 ghome

「夏は暑くて冬は寒い」といった住まいの悩みは、断熱性能や換気システムを工夫することで大きく改善できます。

高気密・高断熱の住宅なら、少ないエネルギーで家全体の温度を快適に保つことができます。さらに、24時間換気システムを導入すれば、常に新鮮な空気が循環し、結露やカビの発生も防げます。

奈良は四季がはっきりしており、特に夏と冬の寒暖差が大きい地域です。そのため、断熱や換気の性能は「快適さ」だけでなく「光熱費削減」にもつながります。ご家族の健康を守る意味でも大切な要素です。

家は「建てた瞬間がゴール」ではありません。子どもが小さい時期、成長してから、そして夫婦二人の老後――家族のライフステージに合わせて暮らしやすさが変わります。

例えば、将来的に間仕切りができる子ども部屋は、小さいうちは広く遊べる空間、大きくなったら個室に変更できます。リビング横に和室を設ければ、子どもの遊び場、来客用、将来の寝室など、使い道を変えながら長く活用できます。

また、将来を考えて段差を少なくしたり、寝室を1階に設けたりする工夫も安心です。長く快適に住むためには「変化に対応できる柔軟性」が重要です。

快適で便利な暮らしを実現するには「安心」も欠かせません。廊下や階段に手すりを設置する、段差を減らす、浴室を暖かく保つなど、バリアフリーの工夫はご家族みんなにとって安全です。特に将来を見据えた設計は「終の棲家」としての安心感をもたらしてくれます。

快適で便利な住まいは、毎日の家事ラクや設備の便利さだけでなく、「空気の質」「温度の安定」「ライフステージに合わせた間取り」で支えられています。

G-HOME（有限会社奈良アシスト）では、奈良の気候や暮らし方に合わせた最適なご提案をしています。新築やリフォームをご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。