近年、BELS・ZEHなどの省エネ基準が
注目を浴びていますが、
G-SmartはZEHは通過点と考え、
「本当に良い家」を追求しました。
家族の「命・健康・財産」を守る暮らしができる、
こだわりの性能です。
01. パッシブデザイン
自然の恵みを活用して、
心地よい室内空間をデザイン
夏の直射日光は軒の庇が遮り、冬の暖かい日差しは2層のFIX窓を通って建物の奥まで入ります。左右の袖壁は暴風を防いで家を守るとともに、隣地からの視線を遮って覗かれないように工夫されています。気温が最も高くなる大暑の時期の入射角70度の太陽の日差しは外付けブラインドで遮ります。
02. 気密・断熱性能の高い窓
熱の出入り口である窓は断熱性能に
大きな影響を与える
夏の暑さは窓から侵入して、冬の温めた暖気は窓や換気口から逃げていきます。家の断熱性能を高めるうえで重要なことは、窓を“透明な壁”ととらえ、開口部であるガラス部分から流出する空気をシャットアウトすることです。
そのためには、高性能なトリプル樹脂サッシを採用するなど、窓(開口部)にも十分な断熱・気密性能を持たせることが、必要不可欠です。
夏
冷房時に
熱が流入する割合
冬
暖房時に
熱が流出する割合
03. 気圧調整式第一種全熱交換気システム「エクリア」
気圧調整式第一種全熱交換気システム「エクリア」
気圧調整式第一種全熱交換気システム「エクリア(AIR CREAR)」は、大きな虫やゴミを遠心力で弾き飛ばす「サイクロン式給気フード」と、花粉や黄砂、PM2.5などの微細な汚れを約99%除去する「給気清浄フィルター」、家全体を「正圧」にするという3種ブロックで、有害物質の住宅への侵入を防ぎます。家中の外気の温湿度を計測し、住宅内を理想の温湿度に自動で制御するIAQ(インドア・エア・クオリティ)機能が住宅内の温湿度を一定に保ちヒートショックのないきれいな空気環境を実現します。
夏
夏の直射日光を軒の出の庇と外付けブラインドが遮ります。サーキュレーション気流によって冷気は吹き抜けから1階に下降して、RA(室内吸込口)から換気ユニットに送られ熱交換された快適な涼気がSA(給気口)から家じゅうを包み込みます。足元だけが寒い冷え性対策を実現しました。
冬
吹き抜けにある2層のFIX窓から暖かな日差しを家の奥まで入射します。垂直気流は真下のRA(室内吸込口)から換気ユニットに送られ熱交換された湿度を取り入れた暖気は基礎内を暖めることで床から温めます(まるで床暖®)。加湿ユニットが真冬の乾燥による乾燥肌やかゆみを抑制します。
IAQ制御搭載の熱交換気システムが
四季にあわせて快適な空気環境を
創ります。
日本には四季があり外気の温度・湿度が変化しますが、PanasonicのIAQ(インドア・エア・クオリティ)制御により、家じゅうの給気・排気量と熱交換気、普通交換という湿度調整を自動で行います。
それにより1年中一定の室温に保て、快適な空間をもたらします。
04. 気圧調整
家じゅうの気圧を高めた健康な暮らし
気圧の変動で健康が損なわれる気象病。特に昨今は異常気象による低気圧が原因で頭痛や血圧障害が発生しているといいます。これらは室内の気圧も影響しており、気圧調整式第一種全熱交換機システムによって「正圧」という室内の空気の圧力が室外より高い状態を保つこと(室内を空気いっぱいにすること)で和らげることができます。
換気性能とウイルスの除去も考慮した家づくりが大切です。
05. ソーラーモードで、エコキュートの湯増し
高騰する深夜電力での湯増しをやめて
晴れた日は太陽光発電で、
雨の日はその日の最安値の電気で湯増し
3.11以降、深夜電力は値上がりし、近い将来廃止される可能性があります。住宅設備で最も大量の電気を使うエコキュートの湯増しは水道水温が低くなる冬には5kWh消費します。逆に夏は水道水温が高くなるので2kWh程度です。発電ができない積雪地では冬の電気は購入しなければなりません。逆に真夏は大量の発電ができるメリットもあります。それぞれの地域の特性を活かした発電をAIが学習することで、年間を通した自家消費電力の最適化をAIが制御します。こうした1年を通した電力の自家消費分をうまく調整することが大切です。
06. 電力の需給バランスを制御するクラウドHEMS
ECHONETLite対応家電
すべてを読み取りスマホで確認
FIP買取制度では、日中に蓄えた電気を市場価格が高い時に売電できます。リソースアグリゲーターが出す売り買いの指令は、すべてAIクラウドHEMSが制御。住宅内にあるすべてのloT住宅設備の制御も行います。
※1 スマート分電盤必須
※2 家内の電力使用状況、発電量、蓄電量、売電を見える化し、家電の操作ができます。
07. 太陽光システム
1㎡あたり0.21kWの108枚セルの
高効率高出力単結晶パークセル
太陽光発電モジュール
国内トップクラスの変換効率21.2%の415W単結晶太陽光発電モジュールは、業界初の10年経済損失補償と25年のリニア出力保証付き。 モジュール出力の不具合により生じた売電収入の経済的損失を補償し、最大出力が規定の出力保証値を下回った場合は、無償で修理・交換ができます。
08. 蓄電池から最大3kWの電力供給
100V/200V機器対応全負荷型
FIP買取制度*3対応蓄電池
停電時などに家中の電気を全て賄うことができる全負荷型の蓄電池。4人家族が消費する夜の自家消費電力8kWhに対応でき、非常時でも家中のコンセントが使え、IHキッチン、エアコン、エコキュートの湯増しなど、200Vの設備も使用できます。また、最大出力3kWで電気を買わない自給自足の暮らしにも貢献。日中に太陽光発電から3kWの充電ができます。
※3 FIP制度とは「Feed-in-Premium」の略称で発電した電気を売る際に、市場価格にプレミアムが上乗せされる制度です。電気の需要が大きい時に電気を売れば大きな利益を得られます。
09. EV車から最大6kWの電力供給
V2H/V2Xシステムの設置で
住宅が大発電所に
EVは移動式蓄電池と捉えると1台で2役を担っています。EV専用パワーコンディショナ(V2H/V2X)との接続でEVに最大6kWの電力を充電、家への給電が可能になりました。また家が充電ステーションのため、EVスタンドで充電するのは長距離の運転時のみです。このEVがもたらす経済効果は近未来の私たちの暮らしにとって、とても大切な“住宅設備”となるのです。